ホーム > 町政情報 > 町の概要 > 町長の部屋 > 施政方針 > 平成29年度施政方針

ここから本文です。

 

更新日:平成29年2月23日

平成29年度施政方針

平成29年度施政方針の全文を掲載しています。

はじめに
町政運営の基本的な考え方
平成29年度予算案

むすび

はじめに

平成の大合併が一区切りして早いもので7年が経ちました。

全国の多くの市町村が、基礎自治体としての規模を拡大し、効率的な行政運営や財政基盤の強化を図る市町村合併を選択したのに対し、本町は単独のまちとして、小さいながらもキラリと光る、そして将来に渡って勝ち残ることができるまちを目指してまいりました。私が町政の舵取りを任され10年余、今ようやく一つ一つのまちづくりの取組が目に見える形となり、徐々に成果が現れてきたことは非常に感慨深いものがあります。

そのまちづくりの重要な柱の一つである『賑わい創出』では、セントラル開発で中心的な役割を担う東郷中央土地区画整理組合において、本年3月末の仮換地指定に向けた手続きが進められており、事業は地権者をはじめ、多くの皆様の御協力により順調に進捗しております。

役場庁舎から西側を眺めていただきますと、区域内の一部では造成工事が既に始まっており、今後は、さらに開発が進むことで、これまで慣れ親しんだまちの景観が日々刻々と変わりゆくとともに、セントラル開発への期待もより一層大きく膨らんでまいります。

また、将来の避け難い人口減少問題を克服するため、昨年3月に策定しました「東郷町まち・ひと・しごと創生総合戦略」の具体策の一つである『道の駅構想推進事業』では、現況調査及び町民アンケートなどを実施し、その必要性を検討してまいりました。そして、このほど検討委員会から道の駅の必要性をお認めいただきました。今後は、パブリックコメントによる町民の皆様の御意見を踏まえ、道の駅基本方針を策定したうえで次の段階へ進んでまいりたいと考えております。

2つ目の柱である『子育て支援』では、これまで指定管理者制度で運営してまいりました西部保育園を民営化としたほか、民間事業者により4月から北山台地区で開園が予定されております3歳未満児を対象とした愛(るあ)東郷保育園、そして、10月から諸輪地区で開園が予定されております東郷あやめ保育園、これらの民間保育園の建設費用の一部を補助するなど、民間の力、ノウハウを活用しながら保育環境の充実を進めてまいりました。

また、教育現場では、昨年7月にいじめ防止対策推進法に基づき「東郷町いじめ防止基本方針」を策定し、いじめ防止などに関する各機関との連携や重大事態が発生した場合の組織体制を整備したほか、学校給食においては、公費により地元産のローゼルジャムやトマトなどを提供し学校給食の地産地消を進めてまいりました。

3つ目の柱である『健康づくり』では、子どもから高齢者まで誰もが幸せな人生を送るうえで、心身ともに健康であることが一番と考えております。

本町は、県内でも長寿のまちである一方で、平均寿命と健康寿命との差は10年ほどあると言われております。そのため、健康上問題のない状態で日常生活を送ることができる健康寿命を延ばしていく必要があることから、名古屋大学と共同で「健康寿命をのばすためのプロジェクト」を始めました。

また、順天堂大学スポーツ健康科学部、東郷町施設サービス株式会社との産官学連携による健康づくりとして、これまで町立保育園で実施してきました児童の運動能力向上のための取組をさらに拡大し、高嶺小学校でのなわとび運動を中心とした取組を実施するなど、子ども達の基礎体力や運動能力の向上に努めてまいりました。

4つ目の柱である『安全・安心』では、防犯カメラの設置及び道路照明のLED化を進めたほか、急増する高齢者ドライバーによる交通事故を未然に防ぐため、高齢者が運転免許証を自主返納した場合に交通安全の啓発品を贈呈する事業を始めました。また、防災・減災への取組支援として、高齢者世帯などを対象とした家具転倒防止金具の設置にも取り組んでまいりました。

町政運営の基本的な考え方

本町は、これまで子育て支援及び健康づくりなどで独自性の高い事業を進めており、こうした取組を参考にしたいと昨年も県内外から多くの方々が視察におみえになりました。また、昨年6月には鈴木大地スポーツ庁長官に中部保育園の運動あそびなどを視察していただくとともに、11月には東郷町施設サービス株式会社が実施する健康づくりの取組が、「第5回健康寿命をのばそう!アワード」において、厚生労働大臣賞を受賞するなど、国からも本町の健康づくりの取組を高く評価していただいたことは大きな励みとなりました。

平成29年度は、こうした本町の個性をさらに高め、選ばれるまち・魅力あるまちの構築に向け、自信をもって各施策を前進させてまいります。

平成23年度を初年度とする10か年のまちづくり指針となる第5次東郷町総合計画は後半へと入り、将来都市像である「人とまちんな元気な境都市」の実現に向け、本町が目指すまちの5つの基本目標を達成できるよう具体的な取組をさらに進めてまいります。

特に「まち・ひと・しごと創生総合戦略」でも掲げております、東郷の新しい100年の歴史を創るセントラル開発を始めとした「賑わい創出」、子育てするなら東郷町を実感できる「子育て支援」、誰もが健康で元気に暮らせる「健康づくり」、快適で安心して暮らせる「安全・安心」の4分野は、地方創生を先取りした施策であり、今後も本町が新しいまちの魅力づくりの柱として進めるべき施策であることから積極的に推進してまいります。

そして、将来に渡り持続可能なまちを実現していくためには、安定的な財政運営が必要であることから、なお一層の財政健全化への取組を進めてまいります。

平成29年度予算案

それでは、平成29年度予算案の概要について御説明申し上げます。

平成29年度の一般会計予算案の規模は、121億525万円となり、平成28年度と比較して110万円の減額となります。

これは、東郷中央土地区画整理事業に伴う区画整理組合への助成及び道路用地の取得費の増額などを見込んだことに対し、北山台地区に新設されます保育園及び和合地区に新設されます地域密着型特別養護老人ホームの建設に対する補助が事業の終了に伴い皆減したことによるものです。

歳入では、町税を62億6,646万円と見込み、平成28年度と比較して1億2,320万円、率にして2.0%の増額としております。これは企業業績の改善など個人収入の増加による個人町民税所得割の増額や新築家屋の増加による固定資産税の増額が見込まれることによるものであります。

また、地方交付税のうち普通交付税については、町税などの収入見通しと平成28年度の交付実績を踏まえ、平成29年度は5億3,953万円、平成28年度と比較して1,953万円の増額を見込んでおります。また、実質的な地方交付税の一部とされている臨時財政対策債は4億5,000万円、平成28年度と比較して5,000万円の減額を見込んでおります。

これらの収入見通しと必要な歳出所要額との差額については、財源不足を補う調整として財政調整基金繰入金を4億8,000万円計上しております。

また、特別会計については、東郷町国民健康保険特別会計を始めとした6つの特別会計の合計額が81億1,846万円、平成28年度と比較して9,966万円、率にして1.2%の減額となっております。

主要事業の説明

次に、平成29年度に実施する主要事業につきまして、第5次総合計画に掲げる5つの基本目標に沿って御説明申し上げます。

健康で元気に暮らせるまち

一つ目として、誰もが元気に暮らせる健康づくりを支援します。

本町では、健康づくり・食育推進計画「第2次きいき東郷21」を基に、誰もが健康寿命を延ばし、生涯幸せな人生を過ごせるような健康づくりを進めてまいりました。この計画も中間期を迎えることから、進捗状況を評価するため健康づくりに対する町民アンケート調査を実施してまいります。

また、妊娠期から子育て期に渡るまで切れ目ない支援を行うため、平成30年度の母子保健包括支援センターの開設に向けた準備を進めてまいります。そして、母子ともに安心して生活できるよう、これまでの妊婦健診及び乳児健診のほか、新たに産婦健診の費用を助成することで子育て世代の経済的負担を軽減するとともに、出産直後からの乳児に対する育児指導や産婦の身体、精神面での相談など産後ケアを充実してまいります。

二つ目として、誰もが安心して自立した生活ができる社会をつくります。

障がい者の日常生活や社会生活を総合的に支援し、障がい福祉サービスの提供体制と自立支援給付などを円滑に実施するため、第5期障がい福祉計画などを策定するとともに、第4次障がい者計画の中間評価を実施してまいります。

また、昨年4月に施行されました障害者差別解消法の趣旨に基づき、障がいを理由とした差別の解消を推進していくための講演会を開催するとともに、役場窓口での手続において、聴覚、音声機能に障がいのある方がお困りの際にサポートできるよう、手話通訳者を配置してまいります。

さらに、障がい者の自立を支援するため、障がい福祉サービス事業所を新たに開設する事業者に対し開設費用の一部を補助してまいります。

三つ目として、社会保障制度を適切に運用していきます。

東郷町特定健康診査等実施計画及び東郷町国民健康険保健事業実施計画の計画年度が平成29年度で終了することから、被保険者の健康増進及び医療費の適正化などを目的とした保健事業を実施するための計画を新たに策定してまいります。

また、特定健康診査の受診率向上を図るため、未受診者への勧奨を促すとともに、特定健診の結果を基に、血糖値が高い方を対象にした医療機関への受診勧奨や日常生活の改善について重点的な保健指導を実施してまいります。

そして、平成30年度からの国民健康保険広域化に向けて、システム改修に取り組むなど、準備を進めてまいります。

四つ目として、福祉サービスを充実するとともに地域との連携を図ります。

全ての高齢者が住み慣れた地域で心身ともに健康で豊かな生活を送ることができるよう、介護予防の充実や生活支援体制を整備するため、第7期東郷町高齢者福祉計画を策定してまいります。

また、災害時に避難することが難しい高齢者や障がい者を対象とした避難行動要支援者の名簿登録案内を行うとともに、すでに名簿登録されている方についても登録情報を3年ごとに更新してまいります。

五つ目として、安心して子育てができる環境の整備と支援を行います。

引き続き東郷あやめ保育園の建設に対し補助してまいります。新園舎は、7月頃の完成を予定しており、運営事業者との合同による引継保育を実施しながら10月から開園できるよう支援してまいります。なお、東郷あやめ保育園には子育て支援センター及び一時保育室を併設し、町東部地域においても子育てに関する支援体制を整備してまいります。

また、快適な環境で児童を受け入れることができるよう、西部児童館改修のための実施設計を行ってまいります。

次代を担う子どもたちの生きる力を育み、交流が活発なまち

一つ目として、教育環境を充実し、家庭や地域との連携を図ります。

昨年教育委員会に配置しましたスクールソーシャルワーカーを1名から2名に増員するとともに、春木中学校を拠点とした養護教諭補助員を配置し、健康診断などで補助が必要な場合には、他校に派遣することで、児童生徒一人一人にきめ細やかな対応をしてまいります。

また、心理的な負担の程度を把握するため、小中学校教職員を対象としたストレスチェック検査を実施し、教職員のメンタル面での健康の保持増進に努めてまいります。

さらに、学校施設の整備では、春木台小学校北校舎及び諸輪小学校北校舎のトイレ洋式化工事を実施するとともに、諸輪中学校の音楽室にエアコンを整備してまいります。

二つ目として、郷土愛や誇りの持てる地域文化を育んでいきます。

愛知県文化協会連合会による愛知県民茶会が、本町において10月に開催されることから、開催費用の一部を負担するとともに、開催当日はおもてなしの心をもって参加される多くの方を御迎えできるよう準備してまいります。

また、県指定文化財「福寺勅使門」の老朽化が進んでいることから、貴重な文化財を将来に渡り維持していくために、祐福寺が行う改修に対して補助してまいります。

三つ目として、誰もがスポーツに参加できる環境を整えます

「水と緑とボートのまち」として平成30年度の全国高等学校総合体育大会ボート競技の開催に向け準備を進めてまいります。

平成29年度は「東郷町実行委員会」を立ち上げるとともに、老朽化した愛知池漕艇場の放送設備とボートハウスの空調を改修してまいります。

また、ボートを通して、まちとまち、人と人との交流を図るため、町民レガッタで優勝した各クルーを秋田県由利本荘市で開催される全国市町村交流レガッタに東郷町代表として派遣してまいります。

さらに、スポーツ施設の整備では、総合体育館の移動式バスケット用ゴールを更新してまいります。

参画と協働で自立するまち

一つ目として、町民と行政の協働によるまちづくりを進めます。

町民が主役のまちづくりを進めるため、自治基本条例の周知を図るとともに、本町が取り組む重点施策について町民の皆様に御理解いただけるよう、平成26年度に作成した重点施策PR用パンフレットを更新してまいります。

また、昨年、町民活動団体を3年間継続的に支援できるよう、協働によるまちづくり提案事業を見直しました。本町において、公益性や効果の高い事業が定着するようさらに支援を続けてまいります。

二つ目として、男女それぞれの個性や能力を生かせる社会をつくります。

本町では、昨年8月に県内の町村で初めて女性の活躍促進に向けた取組を表明した「女性の活躍促進宣言」をいたしました。この宣言に則して、女性の活躍推進など新たな課題に対する施策を組み込んだ第2次東郷町男女共同参画プランを策定してまいります。

三つ目として、効率的な行政運営を進めます。

いこまい館や町民会館などの指定管理委託期間が平成30年3月31日をもって終了することから、引き続き民間の能力を活用しつつ、効率的な管理運営を図るため、新たな指定管理者の選定を進めてまいります。

四つ目として、広域連携の強化を進めます。

豊明市、日進市、みよし市、長久手市と本町の4市1町で構成する「尾三地区自治体間連携推進会議」では、広域で実施したほうが効率的となる業務について研究を行うとともに、航空写真撮影業務などを実施してまいりました。平成29年度は、日進・東郷消費生活センターを設置するほか、広域的な公共交通ネットワークの形成など、公共交通の利用しやすい環境を研究するため、公共交通推進調査の実施に取り組んでまいります。

五つ目として、財政の健全化を進めます。

愛知県豊田尾張東部地方税滞納整理機構の設置期間は本年3月末までとなっていましたが、新たに3年間の再延長の方針が示されたことから、引き続き公平、公正な税の徴収事務を進めるためにも参加してまいります。

また、老朽化が進む公共施設などの長寿命化を図るため、現在、公共施設等総合管理計画を策定しているところですが、この計画に基づき、役場庁舎を始め学校施設などの長寿命化計画を順次策定してまいります。

さらに、インフラ資産では、橋梁長寿命化修繕計画に基づき観音橋及び仲田橋の耐震補修設計を行うとともに、吉田橋及び向イ橋の補修工事を実施してまいります。

安全で環境にやさしいうるおいのあるまち

一つ目として、消防や救急体制、地区の防火体制を強化します。

地域の消防力をさらに強化する常備消防の広域化に関しましては、昨年3月に愛知県から県内で初めて尾三消防組合構成市町、豊明市及び長久手市が消防広域化重点地域として指定を受けており、平成30年4月の広域化に向け引き続き協議を進めてまいります。

また、緊急時の迅速な出動態勢が求められることから、都市計画道路名古屋春木線の整備に伴い、東郷消防署から名古屋春木線への乗り入れを確保するための用地を取得してまいります。

非常備消防については、地域を守る消防団員の服装をこれまでの紺色を基調としたものからオレンジ色の割合を多くした明るいデザインへと一新するとともに、部田分団の可搬式消防ポンプを更新いたします。

二つ目として、犯罪や交通事故の少ない安全なまちをつくります。

高い犯罪抑止効果が期待される防犯カメラは愛知警察署との協議を終え、主に町内の主要道路に設置することとし、平成28年度は8か所の設置を進め、平成29年度は6か所に設置してまいります。

また、引き続き、区・自治会が防犯カメラを設置する際の費用を補助してまいります。

三つ目として、災害に強いまちをつくります。

昨年は、熊本地方や福島県沖でも大きな地震が発生したほか、例年以上に台風の上陸も多く、東北地方を中心に甚大な被害が出たことは記憶に新しいところです。

災害時は、行政自らも被災し、人、物、情報など利用できる資源も制約されます。このような状況の中でどのような事業を優先的に実施すべきかを特定し、規定する業務継続計画を策定してまいります。

また、災害時の飲料水を確保するため、避難所となる公共施設などの受水槽に緊急遮断弁を設置してまいります。まずは、福祉避難所に指定しているいこまい館に設置することで、災害時には、約4,000人分の飲料水を確保することが可能となります。

さらに、災害時のトイレを確保するため、指定避難所となっている小中学校にマンホールトイレを設置するための設計を実施してまいります。

そのほか、雨水の流出防止を図り浸水被害を軽減するため、これまで住宅及び併用住宅を対象としていた雨水貯留タンク設置に対する購入費用の一部補助を、新たに店舗及び工場などにも補助対象を拡大してまいります。

四つ目として、資源を大切にし、環境負荷の少ないまちをつくります

燃えないごみの収集方法を変更します。燃えないごみには、資源となる金属類が多く含まれていることから、金属類と陶磁器類に分別して収集を行うことでさらに資源回収を推進するとともに、ごみの排出に関する正しい知識の普及啓発を推進してまいります。また、住宅用太陽光発電システムに加え、新たに、家庭で使うエネルギーを節約するための管理システムであるHEMS(ヘムス)を始め、燃料電池、蓄電池、電気自動車充給電設備などの設置費の一部を補助することで低炭素社会への転換を図り、地球温暖化防止を推進してまいります。

産業が活性化し、快適でいつまでも住み続けたいまち

一つ目として、地産地消による農業の活性化と担い手農家の育成を推進します。

担い手への農地利用の集積・集約化、遊休農地の発生防止・解消及び新規参入の促進など農地利用の最適化を推進するため農業委員会の制度が大きく変わりました。農業委員会委員については、これまでの公選制から市町村議会の同意を得て任命する方法に改められたほか、農地利用最適化推進委員が新設されることから、7月からの新制度移行に向け農業の推進に対し熱意のある委員を選定するための準備を進めてまいります。

また、農業の担い手の育成と農地集約化を推進するため、土地利用集積助成金を拡充してまいります。

二つ目として、町の産業を活性化し、新たな産業の誘致・育成を進めます。

道の駅構想推進事業の基本計画を策定してまいります。本年度に実施しました現況調査、町民アンケートの結果を踏まえ、引き続き商工会及び農協など関係機関と連携し、基本計画の策定を進めてまいります。

また、町内への工場誘致を促進するため、新増設された企業へ工場等新設促進奨励金などを助成するとともに、町内中小企業の経営の安定を図るため、サポート資金信用保証料補助金の限度額を引き上げてまいります。

三つ目として、魅力ある市街地を整備します。

セントラル開発では、東郷中央土地区画整理事業の推進を図るため、区画整理組合に対して助成金を交付するとともに、都市計画道路名古屋春木線の整備費の一部を負担してまいります。

区画整理事業区域外では、引き続き町道和合ケ丘・新池線の用地取得を進めるとともに、順次、改良工事を進めてまいります。

また、新たに町道和合・春木線の用地取得、都市計画道路名古屋春木線の改良工事に関連する町道の整備にも着手するとともに、豪雨による河川の氾濫を防ぐため区画整理事業区域の周辺地域の雨水を一時的に溜めておく調整池を築造するための用地を取得してまいります。

そして、セントラル開発による「まちの中心核の形成」に伴い、効果的に集約型都市構造を実現するため、居住施設の集中と公共交通施策が連携する立地適正化計画の作成に着手してまいります。

四つ目として、緑豊かなうるおいのあるまちをつくります。

涼松緑道の天然木を使用した土留の老朽化が進んでいることから、擬木の土留に取り替えてまいります。

また、押草公園と押草緑道を高架でつなぐ人道橋については、長寿命化に向けた工事設計を実施してまいります。

五つ目として、安心して通行できる道路網を整備します。

古くからの市街地に残る幅員が4メートルに満たない狭あい道路は、災害時の避難経路や緊急車両の乗り入れに支障をきたす恐れがあります。このほど町道清水ケ根11号線については、地権者のご協力がいただけたことから道路拡幅工事を実施してまいります。

そのほか、地区計画を推進するため、白土・涼松地区計画道路14号、牛廻間地区計画道路4号の用地を取得してまいります。

また、町道路利用者の事故を未然に防ぐため、舗装状況の点検結果をもとに、兵庫・三ツ池線の舗装修繕工事を実施してまいります。

六つ目として、公共交通の利便性を高めます。

巡回バスは、道路運送法第79条による自家用自動車有償運送事業の登録が本年9月末で終了し、10月以降は同法第4条による一般旅客自動車運送事業の運行へと切り替わることになりますが、移行後もこれまでどおり町民の皆様に安心して御利用いただけますようバス運行事業者の選定をするとともに、利便性をさらに向上させるため、利用実態調査を実施してまいります。

七つ目として、下水の的確な処理を進めます。

持続可能な下水道事業を推進するため、下水道事業計画を見直してまいります。

また、東郷中央土地区画整理事業の進捗状況に合わせて、公共下水道幹線の築造工事を進めるとともに、引き続き、白土地区の下水道の整備及び舗装本復旧工事を実施してまいります。

むすび

以上、町政運営の基本的な考え方と平成29年度の主要な施策並びに予算の概要について述べさせていただきました。

「吾は、我が志を行わんのみ」、これは明治維新にかかわった多くの若者に影響を与えたとされる吉田松陰が残した言葉の一つですが、その志とは、「世のため人のため、そして未来がより幸せになるために、全力を尽くすこと」だと述べられております。

町長就任以来、まさに激動の幕末を生き抜いた志士の如く、この志を胸に全力を尽くし駆け抜けて来たことが脳裏に浮かんでまいります。

未来の子どもたちに「住んでよかったと思える幸せなまち」を残していくことは、今を生きる私たちの責務であります。

そのためには、目先のことだけにとらわれることなく大局的な視点から、未来を見据えたまちづくりをさらに進めてまいる所存でございます。

依然として、地方を取り巻く環境は厳しい状況にありますが、このような時代だからこそ私たち行政のみならず、町民の皆様、そして議会が志を共にし、一致協力していくことで持続可能なまちづくりが実現するものと確信しております。

議員各位並びに町民の皆様のより一層の御理解と御支援を賜りますようお願い申し上げ、私の施政方針とさせていただきます。

よくあるご質問

お問い合わせ

担当部署:人事秘書課

愛知県愛知郡東郷町大字春木字羽根穴1番地

電話:0561-38-3111

ファックス:0561-38-0001

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください。

このページの情報は見つけやすかったですか?

このページの内容は分かりやすかったですか?

このページは役に立ちましたか?