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更新日:平成30年7月6日

所信表明

5月20日執行の東郷町長選挙により町民の皆様の熱いご支援を賜り、東郷町長に就任させて頂きました井俣憲治です。6月議会開会にあたり私の所信を表明させて頂き、議員各位並びに町民の皆様のご理解とご協力を賜りたいと存じます。

東郷町を含めた尾張東部地域は、少子高齢化が社会問題化している中でも数少ない人口流入地域であることは皆様ご存じのとおりであります。しかしながら、この東郷町においても、セントラル開発による人口流入を考慮しなければ平成32年には人口のピークを迎え、その後人口減少が予想されています。時代の転換点を前に、東郷町においても時代に応じた変化が必要であると考えております。

進化論で有名なチャールズダーウィンはこう話しています。

自然淘汰とは有用でさえあればいかに小さなものであっても保存されていく、という原則である、と。

そして皆さま、ご存じのとおりの言葉、唯一生き残ることが出来るのは、変化できるものである、と述べられています。

今、転換点を迎えようとしている東郷町において、町民にとって有用であるよう、そして時代に応じた変化をしていかなければならないこのタイミングで町政のかじ取りを付託されましたことは、町民の皆様の「時代に対応した変化への期待」であり、本当に必要なものか否かの判断を町民の皆様がされ、その声をまさに有用とするべく、取り組んでいく覚悟でございます。その職責の重さに対し、町民の皆様の想い、子ども達の未来への想いを糧に努力、実現してまいります。

本当に必要なものを、町民の皆様の暮らしに、子育て世代に、そして高齢者の皆様の幸せのために投資していきつつ、透明性高く皆様の声をくみ取り、町政を進めていくことこそが肝要であると考えます。私はこの点をもとに皆様方に方針をお示しし、たくさんのご支持を頂戴いたしましたので、それらの概要について述べさせていただきます。

まず、1点目、道の駅建設についてであります。

先の町長選挙でも大きな争点となったと存じますが、現在、私たちの東郷町において「道の駅」の建設が本当に皆様方にとって有用であるのか、また時代の変化に対応したものであるか考慮した場合、私はその建設の優先順位は極めて低いものと考えております。この件につきましては、多くの町民の皆様のご支持を受けたものと考えております。プロセスにおける情報開示の重要性を改めて痛感しておりますが、何より町民の皆様にとって道の駅建設はその有用性を認めることが出来なかったのだと考えております。道の駅建設、維持管理にかかる経費が及ぼす本町財政への影響、負担の大きさ、そして全国の多くの道の駅が赤字であることを理由に道の駅というビジネスモデルへの懐疑を町民の皆様がお持ちになられたのだと考えます。いま一度原点に戻り皆様の声を聞く手段を講じてまいりたいと考えております。

次に高齢者に優しいまちづくりについてです。

高齢者の皆様の主な収入源である年金は、今後大きく増額されることは想定されていないのは皆様ご承知のとおりであります。そのような中、社会保障費の負担について毎年増加せざるを得ない状況が本町においても続いてまいりました。このことは年金生活をされている高齢者の皆さんの可処分所得が年々減少していることを意味しており、このことを心配されている皆さんのご不安を少しでも軽減していく事こそがいま求められているものと存じます。

そのような中で、介護保険料負担の軽減を図ってまいりたいと存じます。一般会計の繰り入れについては、国保への繰り入れと違い、65歳以上の全ての方が負担される社会保障費であり、町民の皆様にもご理解いただけるものと確信しております。

また、高齢者の皆様の病院での初診料無料化を実現させたいと考えております。具体的には後期高齢者の皆様の初診料から無料化していき、推移を見つつ拡大できればと考えております。高齢者の皆様が軽微な症状のうちに病院を受診することにより重篤化することを回避するためのものです。これにより高齢者の皆様の健康に対する意識も大きくなると期待し実施していくものであります。

次にタクシーチケット配布事業であります。すでに実施している事業ではありますが、現在の方法からの改善であります。現在の500円券を1回1枚を上限にするのではなく200円券を1回あたりの制限をなくし利用してもらおうとするものであります。同様なタクシーチケットを妊産婦さんにも配布し、産科のない東郷町において健診や乳児を連れての買い物等に活用していただこうとするものであります。年間に出生する子どもの数は本町においては400人ほどであり、妊娠・出産時の交通不安の解消を目的としたものであります。順次拡大しつつ展開してまいりたいと存じます。

そして、高齢者の皆さんが集える場所づくりについてであります。老人クラブ連合会さんをはじめ皆様のご意向に耳を傾け、高齢者の皆様とともに考えてまいりたいと考えております。

次に子育て世代に優しく、についてであります。

現在、本町の小中学校の普通教室にエアコンが設置されていないのは皆様ご存じのとおりであります。昨今の夏の暑さは40年前50年前とは比較にならない状況であります。多くの皆様からの要望もあり、町内全小中学校の教室にエアコンを設置すべく早急に対応してまいりたいと存じます。

子ども医療費に関しましては社会人を含めた18歳以下の完全無料化を進めてまいりたいと考えております。中学校を卒業し、就職された18歳以下の子ども達にも医療費無料化の恩恵を広げようとするものであります。給付の方法については検討が必要ではありますが、就職の理由が家庭の経済的事由であるとすれば早急に対処すべき問題であり、多くの皆様方のご理解が得られるものと考えております。

学校給食につきましては、安全な食材で日本一おいしい給食を目指してまいりたいと考えております。現状の給食も給食センターの職員の皆さんのご尽力により美味しいと評価されておりますが、身近な食材となる地産地消食材の割合を増やしていきたいと考えております。給食に使用する食材についても引き続き、あらゆる面から慎重に選定し、安全性の確保に十分、配慮してまいりたいと考えております。

また、給食費については公費負担額を徐々に増やし最終的には半額にしたいと存じます。ご家庭の経済格差が広がる中、少しでもその負担を軽減してまいりたいと考えております。本事業の導入は段階を踏みながら進めてまいりたいと考えております。

そして土曜日曜祝日における保育の実施であります。

ご存じの通り、この地域はトヨタ系をはじめ自動車関係企業にお勤めの方が多く、それら企業の多くは祝日勤務の実態があります。そういった実態を直視し他にも土曜日曜に営業をしている事業所にお勤めの方のお子さんの保育を確保する必要性に着目したものであります。必要数を精査し、ニーズを把握しながら実施の方向を探ってまいります。

最後に暮らしに優しく、についてであります。

現在運行されている巡回バスについて大きく見直し、必要なところへは手厚く、また、赤池地区や藤田保健衛生大学病院への乗り入れを目指してまいります。逆に利用頻度の少ないコースについては全面的な見直しのもと、呼び出しタクシーつまりオンデマンド式の移動手段を構築してまいりたいと考えております。具体的には8時から19時の間に1~2台のタクシーをチャーターし、バス停留所までお届けする仕組みを構築してまいりたいと考えております。停留所の位置については既存の個所から皆様のニーズをとらえた個所に設置しなおし、運用してまいりたいと考えております。費用面については巡回バスの運行を見直した経費を充てるもので実施してまいりたいと考えております。

渋滞をなくす道路整備についてであります。プライムツリー赤池の建設オープンに伴い、白土地区から赤池周辺への道路及び県道名古屋岡崎線、同じく諸輪名古屋線における朝夕の渋滞は大変厳しいものがあります。今後、ららぽーとがオープンするとなればその影響はさらに大きくなることが予想されます。これまで和合ケ丘新池線の一部のみにしかその対策が講じられておりませんでしたが、何らかの対応が必要となることは火を見るよりも明らかであります。渋滞による影響は子ども達の通学路の安全に影響を及ぼすとともに、ジャストインタイムで商品を納入すべき事業者さんに大きな影響を及ぼします。右折帯・左折帯の設置など出来得るものから着手して参ります。

ボール遊び、グラウンドゴルフができる広場づくりであります。本町の町民一人当たりの都市公園面積は、法令で定められている標準の面積を下回っており、不足しているという現状であります。町内を見渡してみてもボール遊びができる公園はほんの一部にすぎません。また老人クラブの皆さんが楽しんでいらっしゃるグラウンドゴルフについても十分なスペースがあるとは言い切れないものがあるのはご存じのとおりであります。とは言え今から市街化区域に新たに公園を設置することは現実には大変困難であることも認識しております。そこで、市街化区域に隣接する市街化調整区域において空いている土地及び耕作をやめてしまった農地について町で借り受け広場へとしていきたいと考えております。その広場については、外周をさくら等を植え皆が集える広場であり、災害時には一時避難できる箇所、仮設住宅の設置ができる個所としての活用を検討するものであります。年数をかけ住民の皆様の声を聞きながら進めてまいりたいと考えております。

最後に税収確保のための企業支援、誘致であります。本町単独の企業支援策として、本年度中にも中小企業を支援する条例の策定に入りたいと考えております。また諸輪東部地域は三好インターからすぐの立地であり、大変ポテンシャルの高い地区であります。現在も多くの引き合いがありますが、そのポテンシャルの高さと都市計画道路日進三好線の開通を目指した県等への働きかけにより付加価値を高めた展開につなげるべく進めてまいりたいと考えております。

今後、職員一丸となり、良質な行政サービスの提供に全力で務めつつ、情報開示を推進し、町民の皆様の声を聴きつつ東郷町の発展及び町民の暮らしの充実のために邁進し、町政運営をしてまいる所存であります。

議会の皆様と町民の皆様の深いご理解とご支援ご協力を賜ります様心からお願い申し上げまして私の所信表明とさせていただきます。

よろしくお願い致します。

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愛知県愛知郡東郷町大字春木字羽根穴1番地

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