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更新日:平成30年3月26日
徳島県は10月10日、マダニが媒介するウイルス感染症「重症熱性血小板減少症候群(SFTS)」に県内の40代男性が飼い犬から感染したと発表しました。厚生労働省は犬からの感染確認は世界初としています。
6月初旬、犬が体調不良となり動物病院を受診し、同下旬にSFTSと診断を受けました。6月中旬には男性も体調不良となっていたということです。犬の診断結果を受け、男性の血液を調べた結果、感染していたことが9月下旬に判明しました。
男性にはマダニに咬まれた痕はなかったものの、血液から数か月以内にSFTSウイルスに感染したと判断されました。
厚生労働省は「体調が悪い動物との接触や、エサの口移しなどペットに対する過剰接触は控えてほしい」と呼びかけています。
病原体を保有するダニに咬まれることで起こる感染症のことです。野外作業や農作業、レジャー等でこれらのダニの生息場所に立ち入るとダニに咬まれることがあり、病気を発症する場合があります。
主なダニ媒介感染症はクリミア・コンゴ出血熱、回帰熱、重症熱性血小板減少症候群(SFTS)、ダニ媒介脳炎、ツツガムシ病、日本紅斑熱があります。
マダニの活動が盛んな春から秋にかけてマダニに咬まれる危険が高まります。草むらや藪などマダニが多く生息する場所に入るときには以下の方法で予防していきましょう。
また、屋外活動後は入浴してマダニに咬まれていないか確認してください。特にわきの下、足の付け根、手首、膝の裏、胸の下、頭部(毛髪の中)などを注意して見てください。
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