オーガニックビレッジ宣言

更新日:2023年03月29日

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オーガニックビレッジ宣言をしました

本町は名古屋市と豊田市の中間に位置する立地条件から住宅化が進み、都市近郊のベットタウンとして発展してきました。

一方で、尾張地域と三河地域の間を流れる境川の周辺には、多くの水田が残っており、農地は農作物を生産するだけでなく、治水など防災上の機能や美しい緑の景観の創出など需要な役割を担っています。

本町では、高付加価値の有機農業を推進し農業所得の向上を図り、農業者を増やし農地を守ることで美しい緑と潤いある子育て環境を次世代へ引き継ぐため、本町は令和5年3月29日に有機農業を推進する町として「オーガニックビレッジ」を宣言しました。

オーガニックビレッジとは

有機農業の生産から消費まで一貫し、農業者のみならず事業者や地域内の住民を巻き込んだ地域ぐるみの取り組みを行う市町村のことです。

関連リンク 農林水産省「オーガニックビレッジ」ホームページ(外部サイト)

農林水産省では、みどりの食料システム戦略を踏まえ、有機農業に地域ぐるみで取り組む産地(オーガニックビレッジ)の創出に取り組む市町村の支援に取り組まれています。
オーガニックビレッジのページ:農林水産省 (maff.go.jp)

東郷町有機農業実施計画

取組方針

生産段階の取組として専門家による講習会や栽培技術指導、有機農業新規参入者等へのスタートアップ支援、有機農産物のブランド化の検討などを行い有機農業の取組面積の拡大を図ってまいります。

また、加工、流通、消費等の取組として有機農業者によるマルシェの開催、親子有機野菜づくり体験、有機農産物を使用した料理教室の開催などを行うことで、有機農業への理解の促進等を図ってまいります。

5年後に目指す目標

有機農業を推進することにより、近隣の大市場から選ばれる付加価値が高く、収益性が期待できる「有機農産物」を町内農業者が生産することで「儲かる農業」を実現させて農業所得の向上を図り、新規就農者を町内に呼び込むための支援策を充実させるとともに、消費者を始めとする実需者に対して、有機農業への関心を高め、その理解を促進することでさらなる販路の確保を行います。

まずは、令和元年度から取り組んでいる本町の「オーガニック給食」において、町内産有機米への全量移行と有機野菜の導入拡大を図りつつ、町内産有機農産物のブランド化と一体的に取り組むことで本町の有機農業者の増加、有機農業取組面積の拡大を目指します。

・ 稲作の有機農業面積 21ha(令和9年度)

・ 畑作の有機農業面積 7.6ha(令和9年度)

・ 有機農業者数 35人(令和9年度)

関連リンク 農林水産省「みどりの食料システム戦略」ホームページ(外部サイト)

国内農林水産業の生産力強化や持続可能性の向上を目指し、2021年5月に農林水産省が策定した食料生産の方針です。

化石燃料由来の肥料の使用量を減らすといった環境負荷の低減策が中心となっており、その中の一つとして、2050年までに国内の有機農業の耕作面積を全農地の25%(100万ha)に増加させる目標があります。

みどりの食料システム戦略トップページ:農林水産省 (maff.go.jp)

この記事に関するお問い合わせ先

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