エキノコックス症

更新日:2023年04月27日

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動物由来感染症エキノコックス症について

このたび、阿久比町内で捕獲された野犬から、キツネや野ネズミ、犬に寄生感染する「エキノコックス」が検出されました。 このエキノコックスは、主に北海道のキツネや野ネズミに寄生しています。 私たち人間は、虫卵に汚染された野菜、山菜や沢水を直接口にしたり、虫卵に汚染された手指を介して感染したりします。 感染すると、野ネズミと同様にエキノコックスの幼虫が肝臓に寄生します。 人にエキノコックスが感染しても、すぐに自覚症状が現れません。 数年から10数年の潜伏期間を経てから発症することもあります。 症状としては、上腹部の不快感や膨満感が出現し、しだいに肝機能障害に伴う疲れやすさや黄疸等の症状が現れ、放っておくと転移したり、命にかかわることもあります。 人から人に感染したり、野ネズミから人に感染することはありません。

感染予防について

  • 野山に出かけ、帰った時はよく手を洗うこと
  • 衣服や靴についた泥はよく落とすこと
  • 沢や川の生水は飲まないこと
  • 山菜や野菜、果物等はよく洗ってから食べること
  • 犬の放し飼いをしないこと

相談窓口

最寄りの保健所で相談を受け付けています。

瀬戸保健所環境・食品安全課

電話:0561-82-2197

飼っている犬について、エキノコックス感染症が心配な場合には、かかりつけの獣医師にご相談ください。

この記事に関するお問い合わせ先

健康保険課(成人保健係)
電話番号:0561-56-0758
ファックス:0561-38-7932

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