エキノコックス症
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動物由来感染症エキノコックス症について
このたび、阿久比町内で捕獲された野犬から、キツネや野ネズミ、犬に寄生感染する「エキノコックス」が検出されました。 このエキノコックスは、主に北海道のキツネや野ネズミに寄生しています。 私たち人間は、虫卵に汚染された野菜、山菜や沢水を直接口にしたり、虫卵に汚染された手指を介して感染したりします。 感染すると、野ネズミと同様にエキノコックスの幼虫が肝臓に寄生します。 人にエキノコックスが感染しても、すぐに自覚症状が現れません。 数年から10数年の潜伏期間を経てから発症することもあります。 症状としては、上腹部の不快感や膨満感が出現し、しだいに肝機能障害に伴う疲れやすさや黄疸等の症状が現れ、放っておくと転移したり、命にかかわることもあります。 人から人に感染したり、野ネズミから人に感染することはありません。
感染予防について
- 野山に出かけ、帰った時はよく手を洗うこと
- 衣服や靴についた泥はよく落とすこと
- 沢や川の生水は飲まないこと
- 山菜や野菜、果物等はよく洗ってから食べること
- 犬の放し飼いをしないこと
相談窓口
この記事に関するお問い合わせ先
成人保健推進室
電話番号:0561-56-0758
ファックス:0561-38-7932
更新日:2023年04月27日