ボートの基本動作

更新日:2022年03月01日

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ボートを漕ぐということは「キャッチ、ストローク、フィニッシュ、フォワード」という一連の動作の繰り返しです。キャッチから次のキャッチまでの一連の動作を「1本」と呼びます。

キャッチ

オールのブレードを水に入れ、水をつかむことです。このときシートは一番手前にあります。ビギニングとも呼ばれます。

ストローク

水中にあるブレードで水を押してボートを前進させます。シートは後方へ移動をします。
ストロークには次のような強さの区分があります。

ストローク一覧
強さ 区分 内容
弱い ノーワーク 低ピッチで力をほとんど入れないで漕ぐ。
やや弱い ライトワーク ピッチは25~30程度で、力は全力より少し落として漕ぐ。
普通 ライトパドル ピッチは25~30程度で、1本1本を力いっぱい漕ぐ。
やや強い パドル コンスタントピッチ(35~40程度)で、1本1本を力一杯漕ぐ。
強い 力漕 ハイピッチ(40以上)で、全力で漕ぐ。

フィニッシュ

ストロークの最後のことで、水を押し終わるところと、ブレードが水上に出た直後のことを言います。シートは一番後方に来ています。ファイナルとも呼ばれます。

フォワード

ギャザー次のキャッチのために、シートを前へ移動させ、ストレッチャーの上に体重を集めます。
ハンズアウェイ次のキャッチのために、両腕を前方に突き出します。
フェザーリング水を押すために垂直(スクウェア)に保っていたブレードを水から抜くと同時に水平にして、後方へ持っていくこと。

ピッチ

1分間にオールを漕ぐ回数を「ピッチ」と言います。レースではスタートダッシュをハイピッチで、中間ではコンスタントピッチで、そしてファイナルではハイピッチという具合に上げ下げします。コンスタンとピッチとは常漕率と訳され、最も無駄がなく、艇速が伸びるときのピッチです。ピッチは艇種、クルーの体力、力量、漕ぐ距離、水面の状態によって異なりますが、日ごろの練習によって最も効率的なピッチで漕ぐようにします。

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