道路と下水道

みんな、道路ってどんなときに使うかな?

遊びに行くときかな。いきなり変なこと聞くね。

道路でしょ、学校や友達の家、買い物に行くときに使うわ。

そうだね。道路は車が安全に走ったり、人が歩いたりするために必要だよね。当たり前だよね。でも、その他にも大切な役わりがあるんだけど、分かるかな?ヒントは道路の下に何があるか考えてみてね。

う~ん。道路の下にあるものと言えば~…土?

土も確かにあるけど、生活に必要なものを考えてみて!

生活に必要って…水とか??

正解だよ!げんきくん!水を届けるための管がうまっているんだよ。水の他にもガスなど、みんなの暮らしに必要なものを運ぶための管などを、うめることもできるんだよ。
道路はみんなが生活するのに必要な、とても身近なものですね。そこには、暮らしに必要なガスや飲み水の管、使い終わった水を運ぶための下水道管をうめておくことができる空間にもなっています。また、きれいにされた道路は、車や人が通りやすくてとても便利です。それに、大きな地震などがおきたときには、ひなん場所までの「みち」としてや、必要な食べ物などをひなん場所まで運ぶための「みち」として、とても大切な役割をもっているのです。大人から子どもまで誰もが使うものだから、ゴミや犬のフンなどを捨てないようにしたり、落ちてるゴミを拾ったりして、いつもきれいに使えるといいですね。

そう言えばさっき、道路にうめてある大切なものの中で、使い終わった水を運ぶ『下水道』っていうものがでてきたけれど、それって何?

じゃあ、今度は『下水道』の役割を見てみよう。
下水道ってなに?
下水道は、私たちがお風呂に入ったり、ご飯を作るときに使った水や、雨水などを集めて、きれいにしてから川や海に戻すという大切な仕事をしています。

下水道がなかったら、どんなことが起こるでしょうか?
下水道がなかったら…
- 川や海の水がよごれてしまい、生き物が住めなくなってしまう!
- 雨が降ったら、雨水の行くところがなくなって、まちが水びたしになってしまう!
下水道がせっかくあっても、みんなの使い方が悪くて、油をたくさん流したり、つまるようなものを流したり、雨水が流れるところをつまらせたりすると、下水道がない時と同じようなことがおこってしまいます。道路や下水道は災害から私たちの生活を守ったり、きれいな水を使えるようにしたり、大切な役割があります。だからみんなも、役割を知って、水を大切に使いましょう。

では、ここで問題!道路に入れたり置いたりしていいものは?
- 自動販売機
- 公衆電話
- テレビ
正解は、2番。今は携帯電話をみんなが持つようになったから少なくなっているけど、ちょっと前はたくさんあったんだよねぇ。

ぼくからも問題!台所から流していいものは?
- 水
- 油
- 熱いお湯
正解は、1番。2の油がだめなのはみんな知ってると思うけど、3の熱いお湯がだめなのは知っていたかな?台所で熱湯を流すと、排水管(はいすいかん)という、台所の水がながれていく管がいたんでしまうから、熱いお湯を流したいときは、冷たい水といっしょに流そうね。

道路の大切さだけじゃなく、水や台所のことも勉強になったわ。水を正しく使って、将来はかしこい大人になるわ!

道路も大事、道路の下も大事!
見た目も、中身も、どちらも大切なんだ!
この記事に関するお問い合わせ先
人事秘書課
電話番号:0561-56-0715
ファックス:0561-38-0001
メールフォームによるお問い合わせ
更新日:2022年03月01日