ごみとエコ

みんなの家で毎日ごみが出るよね?そのごみはどこへ行くか知っているかな?

う~ん・・・どこか遠くの海とか山かな?

げんきくん!海や山にごみを捨てちゃだめでしょ!自分の近くから無くなればいいってものじゃないんだから!

んじゃ、ごみはどうなるんだよ!

みどりちゃんの言うとおりだよ。ごみはきちんと処分しないと、危険なこともあるんだよ。だから『分別(ぶんべつ)』と言って、ごみの種類ごとに分けて出しているよね?ごみがどうなるのか、見てみよう。
ごみはどうなるの?
東郷町の中で出たごみは、尾三衛生組合(びさんえいせいくみあい)東郷美化センターなどへ運ばれます。東郷美化センターには「燃えるごみ」や「金属類ごみ」、「陶磁器(とうじき)・ガラスごみ」などが集まります。「燃えるごみ」は燃やして灰になり、「金属類ごみ」は小さくくだいたあと、鉄やアルミなどを取りのぞいて、埋立処分場(うめたてしょぶんじょう)にうめられます。「陶磁器・ガラスこみ」は専門の業者で小さくくだかれ、道路を舗装(ほそう)するときの材料などとして再利用されます。
ごみが増えると…
ごみを処理してくれるところがあるから安心・・・そう思ったら、大間違い。ごみがたくさん増えると、ごみを処理するためにたくさんの二酸化炭素(にさんかたんそ(CO2))が発生し、地球温暖化(ちきゅうおんだんか)の原因になります。また、燃やした後に残る灰や燃やせなかったごみは、土の中や海にうめることになります。どんどんごみを出せば、うめる場所もなくなってしまいます。ごみを捨てる場所がなくなってしまったら、困ってしまいますよね。

ごみを出すってことは、ごみを捨てる場所も必要になるってことなんだね。かんたんに「どこかに捨てればいいや」なんて考えてごめんなさい。
どうすればごみは減るのかな?
ごみを減らす工夫は、学校でも家庭でもいろんなところでできます。たとえば、おかしの箱やふくろ、ペットボトル、読みおわった本やいらなくなった服などの資源(しげん)ごみは、東郷町の資源回収ステーション(しげんかいしゅうすてーしょん)に持って行きましょう!資源回収ステーションに持っていけば、燃やすごみを減らすことができます。そして、ここに集められた資源ごみは、新しいペットボトルや服などに生まれ変わります。
エコってなんだろう?
エコというのは、かんたんに言うと「環境にやさしいこと」です。ごみを減らすことは、地球を守ることになります。そこで、ごみを減らすためのキーワードを教えましょう!
3R(スリーアール)を実行しよう!
「3R」とは3つのR(アール)がつく言葉の頭の文字をとってできた言葉です。
1つ目のR:「リデュース」
ごみをなるべく出さないようにすること。
2つ目のR:「リユース」
使えるものはくりかえし使うこと。
3つ目のR:「リサイクル」
使い終わったものを、ごみではなく資源として再利用すること。みんなが資源回収ステーションに持っていくことは、「リサイクル」になるのです。

ほかにも、みんなのエコな気持ちを高めるために、家庭でもできるエコな運動があるんだよ。みんなもエコな生活をしてみようよ!
みんなができるエコな運動
東郷版ISO“チャレンジ10”
皆さんの省エネ、省資源、ごみ減量など、1つ1つの小さな取組が集まれば、地球温暖化対策への大きな力となります。「エコチャレンジ10」をきっかけにエコ活動に取り組んでみましょう。
関係する課
環境課
この記事に関するお問い合わせ先
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ファックス:0561-38-7933
更新日:2023年11月06日