井俣憲治議員を被請求議員とする審査会の概要について

更新日:2022年03月01日

ページID : 2355

公表までの経緯

平成29年4月10日、石橋直季議員を請求代表者とする8名の議員から、井俣憲治議員が発行する「いまたけんじ議会報告」の内容について、政治倫理基準に違反する疑いがあるとの主旨で、箕浦克巳議長に審査請求書が提出されました。それをうけ、条例等に基づき計4回の審査会が開かれ、調査のため審査対象となった井俣議員及び関係者である東郷町施設サービス株式会社から事情聴取し、4月25日に審査会委員長から議長に審査結果が報告され、翌26日に議長から被請求議員である井俣議員に対し、審査結果が通知されました。

5月19日に井俣議員から審査結果についての弁明書が議長に提出されましたので、東郷町議会議員政治倫理条例施行規程第22条第2号の規定に基づき、公表します。

審査結果の概要

【審査の対象となった議員】

井俣憲治議員

【審査結果】

東郷町議会議員政治倫理条例施行規程第15条による「口頭注意」

【審査会の意見】

井俣議員が発行する「いまたけんじ議会報告」において、町指定管理者である東郷町施設サービス株式会社が「“ピンハネ”しているのです」と誤った表現かつ不穏当な言辞を用いたことは、条例第3条第1項第1号及び第3号に違反する行為があったことを賛成多数で認める結果となりました。

弁明書の概要

「いまたけんじ議会報告」において「いわばピンハネ」との記載につき、発信した単語が不適切であったと反省しています。以下の点につき弁明します。

  1. 審査請求者8名(石橋直季請求代表者・若園ひでこ政倫審委員長、加藤宏明政倫審副委員長、箕浦克巳議長、水川淳副議長、加藤達雄、近藤鑛治、星野靖江各議員)の内、6名までが審査委員と同一人物です。裁判に置き換えた場合、原告と裁判官がほぼ同じであることが、公正公平と言えるでしょうか。また、公平中立である箕浦議長が請求者となることは違法性の疑念もあります。
  2. 「入札業務の発注者と落札者が実質同一という事実」を住民に知らせることは、次期指定管理者の指定とは何の関係もなく、次期指定に関し、排除等の働きかけに当たる、としていますが、何ら明らかにされていません。
  3. 東郷町議会がすべき住民福祉向上に向け真摯に取り組んで行くことができる環境の構築、行政に対する審査機関としての独立性が何より大切であると考えていることを改めて訴えさせて頂きます。

本文は、提出された弁明書を本人が要約したものです。

関係資料及び弁明書等

この記事に関するお問い合わせ先

議会事務局
電話番号:0561-56-0754
ファックス:0561-38-3118

メールフォームによるお問い合わせ