お薬手帳を活用して、正しく安全なお薬の服用をしましょう

更新日:2022年03月01日

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お薬を服用している方の中には、重複服薬者(注1)、薬剤併用禁忌対象者(注2)、長期多剤服薬者(注3)がいらっしゃいます。

医師、薬剤師、そして患者自身が服薬情報を共有し、正しく安全なお薬の服用をするため、お薬手帳を活用しましょう。

(注1)重複服薬者とは、1か月間に同系医薬品が複数の医療機関で処方され、同系医薬品の日数合計が60日を超える方。

(注2)薬剤併用禁忌対象者とは、1か月間に併用禁忌とされる薬剤を処方された方。

(注3)長期多剤服薬者とは、6種類以上の薬剤を14日以上服薬している方。

誤った服薬が健康リスクに

健康状態を回復したり、病気を予防したりするお薬も、正しく服用しないと健康リスクが生じることがあります。

飲み合わせが禁止されている薬の相互作用は、薬剤の効果が強くなったり弱くなったりすることがあり、また、重大な副作用が生じることもあります。

多剤服薬者の中でも高齢者に起こりやすい副作用に、ふらつき、転倒、物忘れ等があり、転倒による骨折をきっかけに寝たきりになったり、うつ、食欲低下、排尿障害等が起こりやすくなったりすることがあります。

お薬手帳を活用しましょう

お薬手帳は、複数の医療機関や薬局にかかっていても1冊にまとめ、医療機関を受診する時、医師、歯科医師に確認してもらいましょう。

新しいお薬手帳に切り替えるとき、複数のお薬手帳を1冊にまとめるときは、古い(他の)お薬手帳も一緒に医療機関や薬局に持参しましょう。

薬局では、処方箋と一緒にお薬手帳を薬剤師に提出しましょう。また、市販薬を買った場合も、お薬手帳に記録しましょう。

お薬について分からないことは、お薬手帳に書き込み、医師、歯科医師、薬剤師に確認しましょう。

お薬手帳を発行しました

お薬手帳

町オリジナルおくすり手帳

町民の皆様に正しく安全な服薬をしていただくため、町は、医師会、歯科医師会、薬剤師会の協力をいただきながら、お薬手帳を活用した重複服薬対策に取り組んでいきます。

この取組を進めるため、平成31年2月1日に町は株式会社ゼンリンと「お薬手帳協働発行に関する協定」を締結し、お薬手帳を12,000部発行しました。

お薬手帳の掲載内容については、薬剤師会をはじめ医師会と歯科医師会にもご協力いただきました。

お薬手帳の配布場所等

お薬手帳は、令和1年6月中旬から次の場所で希望者(町民の皆様)に無料で配布します。なお、薬局・医療機関の情報は令和1年7月25日時点の情報で、随時更新していきます。

  • 東郷町役場1階保険医療課
  • イーストプラザいこまい館2階健康推進課
  • 配布に協力いただいている町内の薬局(三聖堂薬局東郷店、りんご薬局、リリーフ調剤薬局和合店、キョーワ薬局わごうケ丘店、ユタカ薬局東郷店)
  • 配布に協力いただいている町内の医療機関(和合ヶ丘クリニック)
  • 町主催イベント(特定健診、高齢者福祉大会、文化産業まつり健康コーナー)

上記に加え、令和1年秋ごろに開催予定のお薬に関する講演会でも配布する予定です。 関連リンク

この記事に関するお問い合わせ先

健康保険課
電話番号:0561-56-0738
ファックス:0561-38-7932

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