民間木造住宅耐震診断事業

平成7年の阪神・淡路大震災では、昭和 56 年以前に建築された、旧耐震基準の建物に特に大きな被害が見られました。
また、近年では南海トラフ巨大地震の発生が懸念されているところです。
住宅の耐震化は、町民の皆さんの生命を守るだけでなく、迅速な避難や救助を可能とするなど、まちの安全につながります。
東郷町では、旧耐震基準の木造住宅の耐震化を促進するため、無料耐震診断を実施しています。
対象となる建物を所有され、まだ受診されていない方はこの機会にお申し込みください。

1.昭和56年（1981年）5月31日以前に着工した木造住宅であること。
2.在来軸組構法及び伝統構法の木造住宅（一戸建て、長屋、共同住宅、併用住宅）であること。
※その他の構法（木質パネル、プレハブ、ツーバイフォー、鉄骨造、コンクリート造など）又は3階建て以上の住宅は対象外です。
3.貸家となっている場合には、居住者が耐震診断の受診に同意していること。
4.現在居住している、又は町内にある自己所有の建物であること。

提出書類
1.東郷町無料耐震診断申込書(Wordファイル:38.4KB)
2.以下のいずれか一点
  (1)建築確認申請書の写し
  (2)家屋証明書(役場税務課にて有料で発行)
  (3)固定資産税・都市計画税課税明細書

※郵送でも申請できます。
※住宅の「離れ」についても同様に申請することができます。
※受付は年度ごとに行いますので、年度始め・年度末は受付ができないことがあります。

耐震診断の申し込みから1か月程度の間に、耐震診断員から診断実施日程を調整するための電話があります。
そこで、耐震診断員とご都合の良い日時をお打ち合わせください。

診断実施当日には立会いをお願いします。

・診断には1時間ほどかかります。
・確認申請書等の図面があれば用意しておいてください。
・天井裏点検口などを点検しやすいようにしておいてください。

※耐震診断員は、愛知県木造住宅耐震診断員登録証を携帯しています。

診断の実施後、耐震診断員から診断結果報告日程を調整するための電話があります。

結果報告日には、耐震診断員から木造住宅耐震診断結果報告書による結果の通知がされます。
同時に、地震による建物のねじれ度合い（偏心）等に関する説明のほか、一般的な補強のアドバイスがあります。

診断結果の点数に応じて、以下の補助事業の補助金を受けることができます。
補助金の詳細な交付条件に関しては、各補助事業の交付要綱をご確認ください。

• 東郷町民間木造住宅耐震改修費補助金
• 東郷町民間木造住宅段階的耐震改修費補助金
• 東郷町民間木造住宅耐震補強設計費補助金
• 東郷町民間木造住宅除却費補助金
• 東郷町民間木造住宅耐震シェルター整備費補助金